2008 よねしろ鮎カップ

8/10
 今日は、鷹巣漁協主催の「よねしろ鮎カップ」だ!
 ローカルな大会だが、私の釣り人生で始めての大会なので緊張と不安でよく眠れず・・・
 ってのは嘘で、前日の深酒で酒臭い息を吐きながらの初参加となった(笑)
 
 大会は、旧鷹巣町の鷹巣橋〜内陸線鉄橋の約1.5kmの区間を上下2つに分け、前後半計4時間での総釣果を競い、同匹数の場合は総重量が重い方の勝ちとなる。
 8時45分、開会式。参加者は25人。受付でチラリと参加名簿を盗み見たら、半分以上が県外からの参加者だった。
 しかも、メジャー大会にも参加しているらしく、メジャー大会のTシャツを着たり、引き舟に参加証明書のステッカーが貼ってあったり、東北でもトップクラスのチーム名入りのベストを着ていたり・・・
 始まる前から雰囲気で負け気味だったけど、私に付き合ってKIKUさんもエントリーしてくれたので心強い。

 抽選で、前半は下流、後半は上流での競技となる。(KIKUさんも同じエリア)
 オトリを3匹もらい、9時から前半戦開始!
 釣りの腕では下から数えたほうが早いが、ポイントまでの移動スピードならトップクラスの私(笑)
 一番最初に、3日前に下見して良い感じだったチャラ瀬へ到着するが超チャラになっており鮎の姿も見えない。
 終わった・・・(爆)

 仕方なく、KIKUさんと並んでトロ瀬で釣る。このトロ瀬も下見のときに、他の人がテンポ良く掛けていた場所だ。
 開始間もなく、ポンポンポン〜っと3匹掛けたKIKUさん。さすがだ!
 それを横目に見ながら、私はオトリ交換をしまくる。
 と言うのも、最初に使ったオトリは20cmもあるデカオトリで泳いでくれず交換。(正確には泳がせる腕がない^^;)
 次のオトリは、小ぶりの使いやすそうなのを選んだけれど、片目が飛び出していたためか?ジャンプしまくって使い物にならない。
 最後のオトリが、唯一まともに使えるオトリだった。
 しかし、オトリはまともでも、私の腕がまともでないので開始から30分経過しても釣れない・・・
 そもそも、微妙なオトリコントロールが必要なトロ瀬に私が入ること自体が間違い。オトリが悪いと言う以前の問題だ(笑)
 
 粘ってても釣れる見込み無しと判断し、対岸の平瀬へ移動。
 下見のときは、ここでもキラキラと鮎が見えたのだが今日はまったく見えず。時間帯なのかな〜?
 それでも、私が人並みに釣れるのは瀬しかないし、なぜか他の釣り人は竿を出していないので自由に動き回り探っていたら1尾目が掛かった!
 開始45分後の1尾。嬉しくてニヤッとしてしまう(笑)
 よし!ここから、怒涛の連チャンだ〜!

 そして、予想どおりすぐに2匹目が掛かる。しかし、空中分解・・・ えっ?
 しばらくして3匹目が!慎重に慎重にタメていたら底バレ・・・ ありゃっ
 何なんだよ!バラシの連チャンなんて い ら ね ぇ ぇ ぇ ぇ 〜 (泣)

 開始1時間で、私の釣果は1尾。他の人はポツポツと竿が立っているので、たぶん私は最下位・・・
 せっかく釣った天然も、2連続バラシでグロッキー状態。さて、どこへ行こうかとキョロキョロしていたら、岸際の超チャラチャラで鮎が光ったように見えた。
 弱ったオトリをポイントまで操作する腕はないので、昔バスで鍛えたフィリッピングでポイント直撃(笑)
 ラッキーにも、すぐに野鮎が反応し2匹目ゲット!!
 そして、3匹目4匹目5匹目6匹目と釣れ続き、7匹目で空中分解し当たりが遠のいたので場所移動。
 
 残り時間は30分。最初に入ったトロ瀬へ続くチャラ瀬へ移動。
 鮎の姿は見えないが、白泡の中に突っ込んだら7匹目が掛かった。結局、終了までチャラ瀬で粘り3匹追加。オトリ込み12匹で前半を終了した。
 本部へ戻り、組合長から釣果を聞かれオトリ込み12匹と答えると、やっぱり釣るな〜との返事。
 ん?もしかして、俺って善戦してんの??
 KIKUさんはオトリ込み17〜18匹らしいが、この人は優勝候補なので気にしないことにする(笑)
 
 1時間の昼食休憩後、13時から後半戦が始まる。



開会式
挨拶する湊谷組合長

 後半戦に向けて、KIKUさんと作戦会議。
 下見のときに、エリア最上流の馬の瀬付近の底石が真っ黒だったことを話すと、KIKUさんも同じ場所を狙っているとのことで一緒に入ることにする。
 後半のエリアには瀬がなく、トロ場からトロ瀬のエリアなので、鮎がウジャウジャいる場所に入らないと私には釣れないのだ。
 
 後半開始のエアフォンの音と同時に本部前からスタート。
 場所取りを急ぐあまり、スタート前からポイントへ向かっている心の寂しい人が数人いたが、心の広い私は「深みにハマッテ流れればいいのに!」とか「転んで竿を折ればいいさ!」とか「引き舟を流して後悔しろ!」と思うだけにとどめる(笑)

 約10分後、目的の馬の瀬に到着し竿を出す。鮎はいる。でも掛からない・・・
 私に掛からないのは分かるが、KIKUさんにも掛からないので、早々に見切り移動する。
 しかし、どこへ移動したら良いのやら・・・
 でも、私にとって瀬以外はどこも同じく釣れないので、あまり関係ない(笑)
 ならば、少しでも景観が良い場所に入ろうと、本部前で釣っていたレディース部門にエントリーしていた若い女性の上流に陣取った(爆)

 後半開始1時間経過。釣れない・・・
 あまりにも釣れなく暇なので、他の人の釣りを見たりタバコを一服したり(笑)
 
 1時間30分経過。シモに入っていた女性にヒット!本部から歓声があがる。
 そして、すぐに2匹目が掛かった。今度は私も一緒に歓声をあげる(笑)

 この時点で、私の後半の釣果はマイナス1匹。
 釣れないので、オトリの扱いが雑になり交換時に逃がしてしまったのだ^^;
 
 残り時間15分。ここでやっと1匹目が掛かる。
 本部から「お!掛かったぞ」の声が聞こえたので、かっこよく抜いて〜と思ったら空中分解(泣) 同時に「あ〜〜」の声が聞こえてくる。
 5分後、2匹目が掛かり無事に取り込み成功!今度は「おお〜」の声が。
 本部前で釣るのも楽しいものだ(笑)
 その後、残り時間5分で2匹追加し、後半戦は2匹追加で終了。
 
 私の総釣果はオトリ込み14匹。
 大物賞を決めるため、各人の最大サイズを計測するが、私の大物は19.8cm。しかし、じつはこれ最初に渡されたオトリだった(爆)
 
 そして、表彰式。
 1位は26尾。2位も26尾。3位は25尾、4位も25尾。5位は22尾。
 KIKUさんは25尾だったが、重量で負けて4位。
 切り番賞狙いの私は、狙いどおり15位になり商品ゲット!(笑)

 草大会なので、しっかりとした運営や管理を期待していた訳ではないけど、KIKUさん曰く「かなりしっかりした大会だったので、初めて参加したnaoさんにとっては最適だったと思いますよ」とのこと。
 初めてのことは、記憶に残り後々の比較対照となるので、KIKUさんの言うとおりだと思う。
 スタッフのみなさん、ありがとうございました、そしてお疲れさまでした!



竿:グラスリU2-95(ノーマル穂先)
水中糸:メタコンボU 0.07号(付糸0.4号)
     TORAY将燐あゆSURER-PRO0.25号(付糸0.3号)
ハリ:スピード7号4本イカリ、エアスピード6.5号4本イカリ、ミニマム5.5号・6.5号3本イカリ


 大会は終わったけど、当日券はまだ有効!
 16時〜17時過ぎまで、KIKUさんと一緒に鷹巣エリア最上流部で竿を出す。
 二ツ井の銀杏橋カミの瀬にも劣らない見事な瀬があり、KIKUさんは9匹。私は瀬肩で8匹。
 流芯にはアカが付いていなかったが、芯にアカが付き始めたら楽しい釣りができそうだ。

検量の様子
みんなが注目する中、釣果が少ない私は少し恥ずかったです^^;