北海道猿払川でイトウ釣り!
(初日)
| 5/7 トラウト系が好きな人なら一度は釣ってみたい魚、イトウ。 本土に住む私には縁の薄い魚だと思っていた。なにせ「幻の魚」と呼ばれていますからね〜 でも行ってみなければ分からないし、色々と調べてみたら時期さえ選べば案外釣れやすい魚だということも分かってきた。 ならば、ダメ元で行ってみるしかないな!って事で、クビを覚悟で長期の休みをもらい(笑)日本最北端近くの猿払川のポロ沼周辺へ行って来ました! 素人にも釣れる確率が高いのは5月中頃〜6月。一発大物が出やすいのは11月頃らしいのだが、今回は休みの都合で5/7〜11日の5日間の日程。 一人でも行くつもりだったけど、コスト的にきついので後輩のアキラも無理やり誘い、5/7日13時、八戸発苫小牧行きのフェリーへ乗り込む。 到着は22時なので、ビールを飲んでくつろぐが海が荒れているためフェリーが揺れてそれどころではない。早々に昼寝を決め込み苫小牧までひたすら眠る。 予定どおり22時に苫小牧到着。私にとって北海道の地を踏むのは、修学旅行できた札幌・函館と、海アメ釣りに来た島牧、この3箇所以外は始めて。 実は、私にとって苫小牧はとんでもなく遠い場所なのである。しかも、これから道央道を北へ走り日本最北端の猿払村まで行こうとしてるのだから、地元密着型釣り師の私にしては恐ろしい計画を立てたものだ(笑) |

| 5/8 コンビニで夜食と明日の朝食を購入し、猿払村を目指して高速をひたすら北上するが、あれれ?高速の情報板に何か表示されてるぞ?「なんとか地方雪のため全面通行止め!」「なんとか道、雪のため滑り止め必要!」なんとか道ってどこだ?って言うか、地名読めません^^; 雪で交通規制されているのは自分の行き先ではないと勝手に決めて、TVで気象情報を確認。 「なんとか地方で20cmの雪、5月にこれほど降るのは18年ぶりです」なんてニュースが・・・ オイオイ!なんで始めてのイトウ釣りに18年ぶりの雪が降るんですか?(泣) 士別市のあたりで道路にシャーベット状の雪が積もっていたけど、履き潰しスタットレスだったので難なくクリア。それでも、予定時間を1時間オーバーし、猿払村に到着したのは4:30頃になっていた。 ポイントはポロ沼周辺しか知らないので、とりあえず猿払川とポロ沼の合流部右岸に入ってみることに。私はラインを巻いたりルアーをセレクトしたりと、準備があったのでアキラが先にポイントへ向かう。 準備終了後、堤防上から川を観察。初めてのポイントでは、地形を良く観察し少しでも魚がつきそうな場所を探すのが大切だぞ!ってな雰囲気を漂わせ、タバコを吸いながら先輩顔をアキラに見せていたつもりだったが、アキラは私の姿に気付いてくれなかった((*v.v)。ハズイ。。。。 良さ気なポイントに、フライマンが数人いたので様子を見ていたら上手の人にヒットした模様。もうカッコつけてる場合じゃない。魚を見たくてダッシュで向かう。約50cmのイトウだった。 フライマン曰く「アベレージは60cmくらいなので小さい魚だ。今年はトゲウオの遡上が10日くらい遅れていて、まだ少し早い感じがする」とのこと。 確かに、ヒットフライはピーコックボディーに金のオーバルを巻いた14番くらいのニンフでストリーマー系ではない。これは厳しいな、自分達はボウズで終わるかもしれない。と、覚悟するしかなかった。 私達も釣りを始めたかったが周りは全てフライマンなので、もしかしたら地元の暗黙の了解的なローカルルールでフライとルアーの棲み分けがあり、この場所ではルアーを投げちゃいけないのかな?と不安な気持ちになったので、河口にある新富士見橋下へ移動。 ここには誰もいなかったので遠慮なくイトウの初釣りを開始した。(後で分かったことだが、そんなルールはありませんでした) 満潮に向かっているため流れは逆流し、波浪で底荒れしている海水が流れ込み川は超マッディーな状態。30分程やるが釣れる気がしないので、フライマンのいない合流部より上流へ再移動した。 河口から約1km上流なだけに、ここまで濁りは入っていなかった。この日の天候は、気温1度、水温3度、霧雨、北西の風約10m。さすがは北海道、寒い! 写真を見ても分かるとおり、川には瀬もなければ淵もなく、石もなければ川原もない。なのでポイントは、合流部やカーブくらいしか私には見当がつかないのである。 仕方がないので、1歩移動して1キャスト作戦で上流のカーブまで攻めあがることにした。 |

手前が猿払川(本流)
正面がポロ沼
正面の斜め左から流れ込んでいるのがカリベツ川
向かって右が下流で、この下約500mに新富士見橋があり、そこから約500m下流で海に注ぐ

合流部にあった立て札
地理的にはこんな感じです

航空写真の看板
ポロ沼からの流れにカリベツ川が合流し、すぐに猿払川へ合流しているのが分かります
| この川は地元の川のように、岸に向かって徐々にかけ上がっているのではなく、葦際からいきなり深くなっているのでウエーディングに危険を伴う。足首くらいの水深から一気に背が立たない深さになってる場所がほとんどで、偏光グラスをかけても水の色が茶色っぽく(木や葦からタンニンってのが溶け出した独特の色らしい)底が泥質なのでよく見えない。 なので、慎重に岸際をウエーディングして釣り上がっていたら「ゴン!グイッグイッ」と何かがヒットする。しかし、アワセを入れると同時にフックアウト。 回収したルアーのフックには直径7mmくらいの鱗が付いてきた。ニゴイでもボラでのない鱗なので、これはきっとイトウだ。 ヒットルアーはタックルハウスのMの148mm(サバカラー)激しいジャークの連続でヒットしたので、もしかしたらスレかもしてないが、ダメかと思っていただけにがぜんやる気がでてくる。 ちなみに、この日のタックルは、ロット:カーディフモンスターリミテット9.3f、リール:FW4000、ライン:ナイロン8ポンド(先端部ダブルライン) 後輩のアキラは、ただ引き+たまにトゥイッチでやっていたが、まったくアタリがないとのこと。もしかしたら、今日は激しいアクションに反応がいいのでは?と思い、キャストを続けるが反応なし。夜通しの運転の疲れと眠さに我慢できず、9時頃に中断し道の駅猿払の温泉に入って1時間ほど仮眠することにした。 温泉と仮眠でリフレッシュしたが、今日の満潮は16:58、干潮は20:05だったので、満潮の時合まで付近の小河川を見て回ることにした。 猿骨川、猿骨沼、鬼志別川、知来別川を見て回るが、鬼志別川が比較的足場がよかったので変化のある場所を探ってみるが反応なし。 猿骨川は猿骨沼と合流しており、合流部にフライマンが1人いた。挨拶をして話をしたが、やっぱり今年は2週間ぐらい遅れており釣果がいまいちとのことだった。 |

| 各河川めぐりをしていたら師匠から電話。いま道の駅猿払に到着したとの事。師匠は私達より1日遅れて猿払入りしたのである。 本当は5月中旬に来たかったのだが、アキラの休みの都合で私たちの出発が早まり、師匠と一緒になってしまったのだ。と書くと、まるで師匠と日程が重なったことが嫌みたいに感じるが、過去2回猿払でイトウをゲットしている師匠と一緒になれたことはかなり心強い。 師匠の同行者は私と兄弟弟子になるSさん。サクラマスで何度もキャンプをしたこともあるので、お互いに冗談を言える間柄。キャスティング技術がしっかりしているので、これまた心強いメンバーである。 ついでに後輩のアキラは、宮古島へGTを釣りに行ったり、山形へサクラを釣りに行ったり、ロットビルディングもこなすアクティブな奴である。 師匠たちも私達もテントでキャンプ生活の予定だったが、日中でも気温が0〜1度。風も常に10m以上吹いているので道の駅にあるバンガローをレンタルしてベースキャンプとすることにした。(バンガローは4人まで宿泊可能、料金は1泊3000円。炊事場、トイレつき) |

| 荷物をバンガローに入れ、17時の満潮に合わせて15時頃4人でポロ沼付近へ出発。私は自分が午前中にバラシた場所に行きたかったが、師匠が過去に実績を上げているカリベツ川とポロ沼の合流点へ行くことにした。 最初は無反応だっだが、潮止まりの直前に下流にいた師匠にアタリが。チャンスか?と、みんな気合が入りまくった直後にSさんにヒット。しかしバラシテしまう。 PEとリーダーの結束部がすっぽ抜けてしまったようだ。初歩的なミスを!と、お仕置きしたかったがそれどころではない。チャンス継続中なのである(笑) そして私にも「ゴン!」とアタリが!しかしフックアップできず>< クソ〜と悔しがっていたら上流にいたアキラから「きました〜!」と叫ぶ声が聞こえてきた。 ロットが大きく曲がってなかなか楽しそうだ。「自分でランディングできるか?」との問いに「お願いします」とのことなので、私はランディングを手伝いに移動。寄ってきた魚はなかなかでかい。もわっもわっっと水を水面に押し出す波紋からもナイスサイズだってことが予想できる。 私にとってイトウのランディングは初めての経験。少し緊張したが無事にネットに入ってくれた。(/ ̄□ ̄)。よっしゃぁぁ〜っ!! 計測したところ76cm。私が間近で見たトラウト類の中では最大の魚になる。もちろんアキラにとっても初物なので必然的に自己最高記録。写真撮影後リリースし、全員が我がことのように喜んだ。アキラが握手を求めてきたので思わずガッチリ握手してしまった。(ザ〇ラーは握手を求めてくるから恥ずかしい(笑) アキラのヒット後は潮の動きが止まり反応がなくなってしまった。アキラのヒットルアーはレックスミディアムディープ(赤金)だったので、私も同じルアーのヤマメカラーにチェンジ。 午前中に反応があった激しい連続ジャークをしながら「〇〇〇〇ジャーク!はイトウも見たことがないだろう」なんて冗談を言っていたら、なんとヒットしてしまった。 でも引きが弱いし軽い。なんなくランディングしたのは40cmくらいのアメマス。 写真を撮ろうとしていたらネットからジャンプしてオートリリース。でも、猿払での初魚だし、モンスターリミテットで始めて釣った魚なので十分満足。 潮が完全に止まり、誰にも反応がなくなったが、激しいしアクションを続けていた私にまたもや「ゴン!」とアタリ。 しかしフッキングせず。フロントフックを外し、リアフックをシングルのバーブレスに変えていたのでフックアップしにくかったのだろうか?でも、フロントを外し、リアをシングルに変えたことでミノーの動きが強調され、アピール度が高いからあたりが頻発してるのかもしれないし・・・ さすがに激しいジャークを連続してると疲れてくる。集中力がなくなりピックアップ直前の動作が雑になっていたのだろう。イトウが「もわっ」と尾びれで水面に波紋を残しUターンしてしまった。いつも肝心なところでこれだもんなぁ〜と激しく反省(泣) 辺りが暗くなり始めた19時頃、本日の釣りは終了。バンガローに帰ってアキラのおめでとう会で乾杯。明日は3時起きなので23時頃就寝した。 |

いきなり初日に出た76cm
最悪の場合、全員ボウズ!と思っていただけにこの1尾の価値は大きかった

メスなのか?オスなのか?
歯が鋭くて、このあとアキラは指から出血したんじゃなかったかな?