北海道猿払川でイトウ釣り!
(2日目夕マズメ)

5/16
 当日データ 晴れ 南西の風約4m 気温6〜10度 水温・10度(濁りなし)
         中潮 干潮6:44 満潮13:22 干潮18:08

 夕マズメの干潮は18時8分なので、2時間ほど昼寝をし16時にポイント到着。
 先行者は、猿払川との合流点にフライマンが2人。ポロ沼の中にフライマンが2人。ポロ沼の流れ出しにルアーマンが2人。
 先生ポイントは空いていたのでアキラが入り、師匠と私はカリベツ川との合流点に入る。

 朝マズメのバラシを踏まえて、今回はいつものナイロンラインに交換済み!
 いつでも 来い! って感じだが、18時を過ぎても反応なし。

 周りの釣り人も帰り始め、残っているのは私たちとポロ沼に立ちこんでいるフライマンだけとなった18時30分、干潮が終わり流れが止まった。
 それを待っていたかのようにボイルが始まった!
 特に、対岸のシャローエリアと先生ポイントのボイルが激しい!
 
 しかし、先生ポイントに入っているアキラが、狙うのを止めて私たちの場所に帰ってきた。
 色々とミノーを変えてキャストしたが反応しないし、自分としてはドッカ〜ンとキャストしてドッカ〜ンとデカイい奴を釣りたいらしく、飛距離こそ必要ないが、キャスト精度とリーリングコースの正確さが求められる先生ポイントは、アキラのスタイルに合わないらしい。
 師匠も同じ考えらしいので、遠慮なく私が先生ポイントへ(笑)

 小型ミノーでも届く範囲でのボイルなので、手持ちのミノーをローテーションする。
 しかし、アキラが懸命に狙っても反応しなかったイトウ。私が狙ったからと言って簡単にヒットしてくれる訳がない・・・
 1投ごとにリーリングコースとレンジを変え、ミノー交換も頻繁に行い、次のボイル位置とタイミングをを予想し集中して攻める。
 10回以上ミノーを交換しただろうか?
 シュガミノー8cmフローティング(ピンクバック)に交換し、デットスローで引き波を立てるようにリーリングしていたら
 バコッ!っと出た!
 ヒ〜〜ット!

 アワセをしっかりと入れ、やりとり開始。
 重量感のある走りでドラグがジリジリと出るが、ナイロンラインなのでなんとなく心に余裕がある。
 ガボガボッと、水面で暴れる魚体から察するに、サイズは70cm前後、あっても80cmはないだろうと予想する。
 気がかりなのは、小型ミノーなのでフックをST-31の8番にしていたこと。
 ST-31でも、しっかりフッキングさせればかなり強いってことはスズキで実証ずみだが、イトウにも当てはまるのだろうか?
 少しドラグを緩めようか?などと、ヘタレな考えが頭をよぎる(笑)

 その様子を見ていたアキラが 「ランディングするッスか?」と、ネット持参で応援に来てくれた。
 「そろそろ寄せに入るから頼む」と、ランディングをお願いする。
 そして、さすがはアキラ!呼吸を合わせ一発でランディングしてくれた!ありがとう!

 ネット内のイトウを見て「おっ!80cmあるかもしれないな」と私。
 「いや、このネットは73cm枠だから90cmはあるッスよ」とアキラ。
 
 そして、メジャーを当てて計測したら 92cm !!
 やった〜〜〜〜〜〜!!!
 
 せめて、ボウズだけは避けたいと思っていた遠征で、自己最高記録の92cm!
 素直に嬉しいよ〜〜〜(泣)
 
 

まさか、90cmオーバーが釣れるとは!
今年も来て良かった〜〜〜(感激)
それにしても、イトウの捕食音は雷魚にそっくりだ



自己最高記録92cm!
ダメージを与えないよう極力水面上に魚を出さないように撮影
元気なままリリースできました

自己最高記録を釣ったタックル
ロット シマノ・モンスターリミテッド93
リール ダイワ・セルテートハイパーカスタム2500(イグジストスプールに交換)
ライン ダイワ・シールズワン2号(先端部ダブルライン)
ヒットルアー シュガーミノー8cmフローティング(ピンクバック)
ヒットタイム 18時45分


 師匠に「セコイ釣りは上手いな」と馬鹿に祝福される(笑)
 でも、セコイ釣りじゃなく「繊細な釣り」ですからね!!

 今度は、ロングキャストで対岸を狙っていた師匠にヒット!
 「キタぞ〜 なかなかのサイズかも?」と、師匠。
 しかし、痛恨のラインブレイク・・・
 PEラインが高切れしたようだ。
 まったく、なにやってんだか・・・

 その間に、またもや先生ポイントでボイルが始まる。
 まだヒットがないアキラに場所を譲ってすぐにヒット!
 「でかいかもしれないッス」と、アキラ。
 ランディングを手伝うため、側に行こうとしたが
 「切れたッス・・・・ リーダーの結束部から切れたのか、PEが高切れしたのか分からないけど切れたッス・・・」だって・・・
 オマエもかーーーーー(怒)

 ったく、高切れや、リーダーを付けたままバラスことが、イトウにどれだけダメージを与えるか分かっているのか?
 イトウが90cmオーバーに育つには何年かかると思ってんだ?
 ミノーが外れなければ、ここまで育ったイトウが死んじゃうかもしれないんだぞ?
 運よく外れたとしても、切れたラインが自然界に及ぼす影響を考えろってんだ!

 問い詰めたところ、二人ともPEラインを過信し、アキラは今年の1月に巻いたものを使用。師匠にいたっては2年目のラインを使っていた・・・
 切れて当たり前だっつーの!
 PEラインは、使用回数5回で交換。
 ナイロンラインは、1回使用での交換。
 二人とも素人じゃないんだから、分かっているだろうに・・・
 特に、イトウはメーターオーバーが釣れる可能性を秘める対象魚だけに、ライン管理はよりシビアに行うべきなのだ。

 師匠とアキラが連続高切れでラインシステムを作り直してる間に、対岸を狙っていた私に2回目のヒット!
 しかし、追いアワセを入れた瞬間にすっぽ抜けでバラシ・・・
 私にもバラシ病が伝染したようだ(笑)

 19時30分、辺りが暗くなり始めたし、ボイルもなくなったので終了。
 バンガローに戻り、ビールで乾杯&定番の焼肉で私の92cmを祝ってもらう。
 気分を良くした私は「ライン管理ができない人は釣り人失格!」とか「チミたちにイトウを釣る資格はない!」とか、言いたい放題だったのは言うまでもない(笑)

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