北海道猿払川でイトウ釣り!
(4日目昼)
5/18 当日データ 濃霧→くもり→濃霧 北西の風4m〜7m 気温3〜8度 水温・測定忘れ 大潮 満潮0:50 干潮8:19 満潮15:59 干潮18:52 バンガローで休憩していたが、残りの釣行は今日と明日の朝マズメのみ。 夕べまでは、「まだ2日ある。なんとか釣るっスよ」と、余裕のあったアキラだが、今朝の低活性状態を間のありにして「もう、俺はボウズ覚悟っス。釣れる気しないっス」と弱気モード。 ここは、先輩として勇気づけなければならない!ってことで、 「アキラ、大丈夫だって。ヒットしていない訳ではなく、ちゃんと魚は君のミノーにヒットしてるじゃないか!釣り方は合ってるんだ!」 「ヒットした後に問題があるからバラシてるだけだよ」 「例えば、せっかく大物を掛けたのに、今年の1月に巻いたPEなんて使ってるから高切れさせてしまったこと(初日夕マズメ)」 「例えば、またまた大物を掛けたのに、ドラグが緩すぎて主導権を取れず魚に暴れられリーダーを魚体に巻かれ、リーダーが切れたこと(2日目朝マズメ)」 「単に、君のライン管理のズボラさと、大物に対する腕がないからバラシただけなんだ。気にするな!」 と、具体例を挙げながら、チクチクと過去の失敗を取り上げ勇気づけた(笑) さらに、 「3年前に一緒に遠征したSさん、ず〜っと釣れなくて最後の最後に1尾釣ったじゃないか!」 「アキラにも、きっとチャンスがあるって」 「バラシ癖が付いてなければ絶対に大丈夫!」 と、フォローも完璧!(笑) 感極まったアキラは、 「俺、今なら3年前のSさんの気持ちが分かるっス・・・」 と、元気を出してくれた(笑) そう言えば、釣り用語に「上げ3分、下げ3分」って言葉があるけど、これってどの時間を言うんだろう? と、私が切り出したところ、アキラが「上げ3分は満潮から3割潮が引いた時点で、下げ3分は干潮から3割潮が上がった時点では?」と答えた。 ならば、ちょうど11時頃が上げ3分に当たる。 活性が一気に下がった今、少しでも良いと言われてる時間帯を逃す手はない!ってことで、10時頃バンガローを出発。 師匠は疲れたので、温泉に入って昼寝するらしい。 |
ポイントに着いたら、さっきまで出ていた霧が晴れ日の光が差してきた。 上げ3分+濃霧から晴れへの気象の変化! 良い感じになってきた。 アキラには、どうしても1尾釣って欲しいので先生ポイントを譲る。 単発だがボイルがあるし、ボイルがなくても水面下にストラクチャーがあるので必ずチェックしなければならないポイントだ。 私は、カリベツ川合流部でモジリを見つけたのでその周辺を狙う。 しばらくすると、アキラが私の側でキャストを始めた。 先生ポイントに反応がないので、あきらめて移動してきたらしい。 ならば、今度は俺が〜ってことで場所交代。 干潮なので、ストラクチャーが見える。 アキラが散々攻めても反応がなかったので期待薄だが、磯スズキを狙う要領で攻めていたらストラクチャーの影からボコッと出た。 今遠征5尾目のヒットだ! 自己ランディングして、計測したら56cm。サイズはいまいち・・・ |
ロット シマノ・モンスターリミテッド93 リール シマノ・ステラFW4000 ライン ダイワ・シールズワン2号 (先端部ダブルライン) ヒットルアー DUEL・アスリート90F(シルバーバック) ヒットタイム 10時50分 |
この1尾で、やっぱり上げ3分ってチャンスタイムだったんだ! ちょうど霧が晴れて、日の光が差したのも良かったんだ! ストラクチャーの位置は分かっても、ちゃんと攻めないと魚は出てくれないんだ! と、どんな些細なことでも自分の読みが正しかったことに結び付け、天狗になりたくなる(笑) そりゃ、師匠ですら1尾しか釣ってないのに、私は5尾ですよ〜 天狗にもなりますって(爆) その後も、活性が上がるのを期待してキャストを続ける。 11時15分頃、「もう少し粘ってダメなら昼ごはん食いに戻ろう」と、2人で話していたらアキラにヒット!! イトウが水面に出て、バシャバシャと暴れるのが見える。 しかし、アキラは完全に油断していたのだろう。すべての対処が遅れている。 そして、フックアウト・・・ どうやら、場所移動しようと歩きながらリーリングし、かつ、私と話しながらの状態でのヒットだったので対応が遅れたっぽいが、普段のアキラなら十分に立て直せる技術があるのに・・・ バラシの連続が弱気を呼び、慎重になるがまたもやバラシ。それがまた弱気を呼び・・・ の悪循環にどっぷり浸かってしまい、無意識に体の動きが悪くなっているようだ。 私自身、同じような経験を何度もしてるので気持ちは良く分かる。解決方法は、とにかく1尾釣り上げることしかない。 アキラも、このことは分かっているんだけど、なかなかね〜 って状態。 残された遠征時間は、今日の夕マズメと明日の朝マズメだけ。 はたして、アキラはこの悪循環を克服しイトウをキャッチできるのだろうか! 4日目の夕マズメの釣行日記へ・・・ |