今年も北海道猿払川でイトウ釣り!
(3日目)
5/9 当日データ 晴れ 南東の風約10m 気温7→15度 水温・猿払川7度(濁り強)・モケウニ沼9.5度(濁りなし) 中潮 満潮1:02・13:58 干潮7:33・19:47 日の出4:09 日の入18:48 3時過ぎに起床。昨日、アキラがモジリを何度か見たカリベツ川との合流付近に入る。 相変わらず風が強く釣りにくいし、濁りはキツイまま。でも、気温が高く薄着で釣れるので動きやすい。 昨日、1日釣りして気が付いたことだが、水質は「カリベツ<猿払本流<ポロ沼」の順番で透明度が高い。イトウが濁りを嫌うのか?好むのか?分からないけど、釣り人としては濁りの薄いほうが釣れそうな気分になる。 満潮になると、猿払とカリベツの水が逆流しポロ沼に入ってくるので、比較的透明度が高いポロ沼内も茶色く濁ってしまう。 干潮になると、カリベツの流れが強く猿払に流れ出し、それに引きずられるようにポロ沼からも水が流れ始める。このときに、濁ったカリベツの水と、濁りの薄いポロ沼の水が綺麗に潮目のようになり、チャンス?!って感じになるのだ。 そんな理由から、今朝は朝マズメと干潮が重なる8時頃までが勝負と予想し集中するが、アキラがスレでイトウと思われるウロコを1枚釣っただけだった。 私には、全然反応らしきものはなかったが、PEラインを使ってるアキラには何度か「コツンッ」と、小さいアタリがあったらしい。イトウなのか、小魚なのかは分からないが、ゴミではないと言うので、干潮時に集中して釣るのは良い作戦なのかもしれない。 |
8時過ぎにバンガローへ戻り朝食を摂る。 今回は、経費節約のため炊飯器を持ち込んだのだが、これが大正解!メインのおかずはレトルトシリーズだけど、コンビニ弁当と違って炊き立てのご飯はやっぱり美味しい。ちなみに今回は、食費、交通費等、すべて合わせて一人50000円でお釣りが出た。3人や4人だったら、もっと安くなりそうです。 軽く休憩後、再びポロ沼周辺に行くが満潮に向けて潮が満ちてきているので、一面茶色に濁っている状態。今回は干潮メインの作戦に切り替えたので、昼の満潮は棄ててモケウニ沼へ行ってみた。 昨晩、モケウニを教えてくれたN氏から電話があり、知り合いの5人パーティーが連休中に猿払入りしたけれど、濁りがキツク猿払川ではイトウの姿を見ることができなかった。でも、モケウニへ逃げてなんとか1尾釣ることができたとの情報を貰っていた。 生の情報なので、期待は高まる!しかも、実績ポイントの場所まで教えていただいたので、かなりの距離を歩かなければならないが、ランガンしながら本命ポイントへ。 気温が高くなったので、汗だくでポイント到着。足元から深いのでディープ系ミノーや、向かい風で距離が出ないのでバイブレーション、ジグまで使って探りを入れるが全く反応なし。せっかくポイントを教えてもらったけど、やっぱり止水域の釣りは難しい。キャストは休まず繰り返しているが、釣れる気がしないのだ・・・ アキラも同じような感じらしいので、4時間粘ったがモケウニは終了することにした。 |
モケウニ沼をあきらめて、バンガローへ戻り遅い昼食&休憩。 昨日から気になっていたのだが、猿払川河口に鳥が大量に集まりナブラっぽいのを追いかけていたので、夕方の干潮まで少しやってみることにした。 猿払の濁っている水と、綺麗な海の水がはっきりと潮目になって別れており、鳥は濁りの範囲内を飛んだり休んだりしている。 何かをついばんでいるように見えるが、遠すぎてベイトの正体は分からない。もしかしたら、ベイトはトゲウオで遡上の準備をしながら大量に河口へ接岸しているのでは?さらに、それを待ちきれないイトウが海降し、丸々と太ったイトウが入れ食い状態!!と、どんどん期待は膨らむ。 しかし、キャスティングでは良い場所へ届かない。しかもゴミが多くて1キャスト1ゴミ状態・・・ 1時間ほど粘るが、干潮に向けて潮が動き出したので本命ポイントのポロ沼の流れ出しへ移動する。 |
17時を過ぎ、いよいよ干潮と夕マズメが重なる大チャンスタイム到来! カリベツとの合流に入ったら先行者がいた。お互いマズメのチャンスタイムだし、距離も離れていたので情報交換したかったがそのまま釣り始める。 しばらくして、アキラの目の前でモジリ発生。集中して狙ったようだが反応はなかったらしい。 私も濁りの境目でモジリを発見。移動してるらしく10mくらい上流で再度モジリ。ここは先読みして、更に10mくらい上流で待ち伏せ作戦だ!と、先回りしてキャストしていたが、そんなにうまくいくわけがない。 19時頃、先行者が釣りを止めたらしく近づいてきた。挨拶をして情報交換。札幌から来ているらしく、今日から約10日間猿払に滞在するらしい。今年は去年より遅れている感がある。この濁りがとれたら爆釣モードに入りそう。と、教えてくれた。しかし、私達に残されている時間は明日で最後。濁りがとれる気配はまったくない。 でも、この方曰く、この場所は魚のスイッチが入れば濁っても釣れるよ。カリベツはイトウの魚影が濃い川なんだけど、そこから捕食のためにこの合流部へ魚が下ってくる。この下ってくる時間がいつになるか分からないけど、粘ってれば必ずチャンスはあるから頑張る価値あるよ。と、アドバイスをいただいた。 今日は半分あきらめ気味だったが、がぜんやる気が出た!情報に礼をして再びキャスト開始。20時頃の干潮にむけて流れは良い感じで出ている。アキラは下流に移動していたので、何気なくさっきアキラがモジリを見たポイントへ移動したら、目の前の超シャローでモジリを発見。 水深20cmくらいしかないし、アキラが散々狙っても反応がなかった魚なので、持ってるミノーで一番小さく一番潜らない、チューンドK-TENリップレスの茶色に交換し、引き波が出るようにリーリング。 モジリのあった周辺を何度か流すが反応なし。やっぱりダメか〜 と思い、下流にいるアキラに終了を告げようと移動しながらキャストしていたら、ガボッと出た! アワセを入れて、魚がグングンと2回抵抗した瞬間フックアウト・・・ 悔しい〜〜〜 猿払入りして始めてのヒットだったのに・・・ 真っ暗になった20:30頃まで粘ったけれど、その後は反応なく終了。明日は釣行最終日。明朝も3時から頑張る予定なので、温泉に入ってビールで反省して早めに就寝した。 ここから先は4日目の釣行日記へ・・・ |